ぎりぎりの土地に少しでも理想に近い間取りを作ると、玄関にしわ寄せが来る場合があります。 「玄関はその家の顔」などといわれますが、玄関の広さよりもキッチン・リビングの広さのほうが重要に思われます。 夫婦二人に子一人でしたら狭い玄関でも十分のですが、子供が二人以上になると靴の種類が多くなり収拾がつかなくなります。夏はサンダル、冬はブーツまで多彩です、これから間取りを考える方は、十分に考えましょう。
2.5畳の玄関スペースに玄関クローゼットと靴箱を置いたもの。
クローゼットでなくとも作りつけのシューズボックスでもいいと思います。収納がないと玄関がまったく片付きません。
家族が5人もいると、子供の小さいときは靴も小さくスペースもとらないのですが、中高生にもなると靴の種類も増え、絵の程度のボックスではまったく収まりません。2.5畳の玄関では、0.5畳の幅が重要で、来客があってもあまり窮屈には感じられなくなります。
幅のある玄関でも、片付けなければ乱雑です。
これは贅沢な玄関ですね、こんなスペースが取れたらいいものです。
こちらはよくある2畳の玄関です。片側に下駄箱がると反対側には何もおくことができません。
子供の靴が、運動靴、ローファー、サンダルなど多様になってくると収拾が付かなくなります。