土地の段差が2mあると必ず崖条例にかかり、擁壁を作らなくてはなりません。
見積もりはその会社によりまったく違います。同じ工事でも400万、500万、600万を大きい場合200万の差があります。高さ2mで長さ22mで安い業者で460万、高い業者では600万オーバーでした。
擁壁の仕上がりに線が入っています。これは生コンを注入しているときのつなぎ目です。コールドジョイントにもなっていませんので構造。強度も問題ありません。この境目が極端に色が黒ずんでいた場合はコンクリート打設時にバイブを当てすぎたことによる色の差が出たりします。この仕上がり具合は、打設時には分かりません。コンパネを外して初めてどうなっているかが判明します。まったく熟練工の勘が頼りの仕事でしょう。
高低差のある擁壁は作ることも難しく、型枠を組むため擁壁の奥にも作業の土地が必要になります。
擁壁を作る場合は土地の内側に作るため、実際の所有地より内側に壁ができるため土地が狭く感じることがあります。
崖条例は、各都道府県で違いますの確認してください。大体は2mですが
石積みの擁壁は生コンの擁壁に比べ安く作ることができます。しかし角度が付いているため上に行くに従い土地が狭くなっていきます。
安くできてもブロックと斜面の間には生コンが充填してありますので強度はまったく問題ありません。
土地が広ければ気にならないのですが、でも直角に立ち上がった擁壁のほうがかっこいいですね。